助産師たまのママと赤ちゃんのためのおはなし★

すべてのママと赤ちゃんのためのブログです☆

つわりの時期を快適に過ごそう

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みなさんこんにちは★助産師のたまです。

この記事ではつわりへの対処について書いてみますね。

目次のクリックで、知りたい項目に飛ぶことができます。

朝気持ち悪くなる

つわりって、英語で「Morning Sickness」っていうらしいです。

朝に気分が悪くなる方も多いんですよね。

どうやら夜間寝ている間に血糖が下がることが原因のようです。

朝寝起きが気持ち悪いという方は、寝る前に枕元に軽くつまめるおにぎりやビスケット、クッキーなどを置いておき、お布団の中で食べてから動き始めると少し楽かもしれません。(おにぎりは、夏や梅雨時など食中毒に注意してください。

お布団の中で食べるなんてお行儀悪い...と思うかもしれませんが、つわりがおさまるまでの間!!と思いましょう。

 

歯磨きが気持ち悪い

歯磨きするとオエッとなる方。

つわりで歯磨きがどうしてもつらいときは、口をゆすぐだけでもいいので、お口の中を綺麗にしましょう。

妊娠すると唾液が酸性に傾き、虫歯になりやすくなります。

またホルモンバランスの変化から妊娠性の歯肉炎も起こしやすくなると言われています。

つわりがおさまってきたら、しっかり歯磨きをしましょうね。

妊娠中の歯のトラブルは早産につながりやすいとも言われています。

できるケアからしていきましょう。

また、つわりがおさまったら歯科健診を受けましょう。

妊娠中、歯科健診は1回無料で受けられます。

(※自治体によって、保健センターで受けるところもあれば、提携の歯医者さんで受けて助成券を使用という形のところもあります。)

歯医者さんで受けるときには、「妊娠中であること」「健診を受けたいこと」を伝えて、母子手帳を出してくださいね。

母子手帳には、歯の記録を歯医者さんに記入してもらう欄もありますので見てみてください♪

とにかく眠い

ママの体の中でひとりの人間である赤ちゃんや胎盤が作られはじめ、体内のホルモンバランスも大きく崩れます。

とくにプロゲステロンという妊娠を継続させるホルモンには、眠気を誘う作用があります。

集中力が切れやすかったり、だるく眠いという状態が続く方も。

無理をせず、体が辛いなと思う時には横になって休みましょう。車の運転なども、できるだけ避けられると安心です。

頭痛がつらい

頭部を冷やすことで楽になる方も多いので、横になって頭を冷やしてみると気持ちよく過ごせます。

赤ちゃんへの影響を考えると、あまりお薬を使いたくないと思う方も多いと思いますが、あまりにひどい頭痛で何もできない..という時には鎮痛剤の力を借りるのも手です。

よく耳にするロキソニンは、お腹の中の赤ちゃんの腎臓の機能への障害や尿量が少なくなること、羊水が少なくなる可能性について指摘されています。

それに対してアセトアミノフェンという種類のお薬は、赤ちゃんへの影響が少ないことがわかっています。

一日に飲める量が決まっていますので、自己判断での購入は避け、妊婦健診を受けている病院で、相談してみてくださいね。

また血圧が高くなることで頭痛がする方もいますので、頭痛がひどい時にはあわせて病院に相談してみましょう。

 

つわりの時期、他にもこんな症状があったよ!とかこういうときはどうしたらいいの?など、あったらぜひ教えてください♪

今つわりでしんどい思いをしているママに、届きますように。

 

今日もすべてのママと赤ちゃんが穏やかに幸せに過ごせますように。